[Serpens3]アドオン作成を手助けするBlenderアドオン

目次

Serpens3(サーペンス)とは

SerpensはBlenderにおけるアドオン作成の補助をしてくれる有料アドオンです。
Visual Scripting (ビジュアルスクリプティング)という視覚的な操作で感覚的にアドオンUI・動作を制御することができます。
Serpens3

Blenderで視覚的なプログラムの組み立てとして、シェーディングノードやジオメトリノードなどがありますが、Serpensも同様の操作感でプログラムを作成することができます。

通常Blenderアドオンを作成するにはPythonによるプログラミングによって全て行います。

しかしアドオンなどは動作が複雑でBlender独自のプログラムも必要なため、アドオン制作の敷居が高くなっています。
Sepensを使用することによって「このボタン押したらこの動作をする」などのロジックが構築しやすくなります。

Serpensを利用したプログラム例

例えば「ボタンを押すと指定したオブジェクトを呼び出すアドオン」を作成したい場合、下記の様にノードを組み合わせることでpython無しでもアドオンを作成することができます。

オブジェクトにジオメトリノードなどが適用されている場合、アドオンUIとノードのパラメーターを紐づけることでアドオンによってジオメトリノードのパラメーターを調整することもできます。

※参考アドオン>螺旋(らせん)階段を1クリックで!Spiral Stair【Blenderアドオン】

Serpensを利用する上での注意点

Serpensは視覚的なプログラミングを補助してくれるツールではありますが、これだけで思い通りのアドオンがつくれるというものではありません。
アドオンを作成するには作るアドオンの種類にもよりますが、基本的なPython の知識などが必要になります。
とはいえ、UI(ユーザーインターフェース)部分や基礎ロジック(ここのボタンを押したらこのプログラムを実行するなど)はSerpensで完全にカバーできるため、Python初心者には大きな手助けになることには間違いありません。

アドオン作成に興味があるけど敷居が高く感じてる人には、オススメできるアドオンです。

Serpens3

よかったらシェアしてね!
目次
閉じる